アマヤドリ -2ページ目

『真夏の夜の幻』ラ・ダンス・コントラステ

金曜日から3日間、コントラステのお手伝いでした。
自分がコントラステに入ってからは初めて、外から作品を見たことになる。
色々考えさせられました。

4回公演をすべて観たのだけれどそんなふうに同じ舞台を年度もみる機会もそうないので、それも含めて。
みんながどんなふうに稽古をしどんなことに引っ掛かったのかを何となく想像できる気がして、そしてやはり私にとってもからだに染み込んでいる動きがいくつも出てきたりするので完全な客観視はできなかったのだけれど。
でも今こうして外から見せてもらったことは私にとってとてもよいことだったと思う。

音楽性のことと在り方のことは自分にとっても大きな課題になりそう。
音楽性のことは再確認だし在り方のことは引き続き。
でもついこういう、ともすればセンスで語られてしまうようなことはぐるぐる頭で考えてしまいそうになるけれど、これもまずは実践から生まれるものなんだろう。
稽古だったり、視野を広げることだったり…ってすでに漠然とすべてのことを指しちゃったけど。

最終日、見ていていつのまにか涙がいっぱい出た。
何で?と考えたけど分からなくて、でも分からなくていいやと思った。
西島さんやはなさんの人間らしさがふと見えちゃったりまみこが昨日よりのびのび、きらきら見えるなぁって嬉しかったり。

それから…夢が終わるから。

夢に憧れるのは生きる時間に限りがあると識っているからだ。
まだ、永遠しか見ていなかった時の記憶。
微睡んであたたかく丸まりながら耳は時が刻むのを聴いている。
シェイクスピアはいつも皮肉なお話を書くけれど、この夢は優しい箱庭のようだ、と思う。

ちゅんの不調

ちゅんの左足がおかしいことに気づいたのは2,3日前。
時々指にとまるとき、指を開かずにグーで乗っている。
後ろ側に回っている指の力がないのか、もともと悪い小指(鳥は長い指が4本しかないからこれが小指だかわからないけれど)のせいなのかわからないけど掴み損ねてバランスを崩し、羽根をばたつかせておっとっと、としていることが増えた。
それはもう1週間にもなるかも。
ほんとうにおかしい、と今日初めて本格的に不安になった。
つまづいてばかりいるらしいのだ。

ヒヨドリは足が弱くて、人間の生活のなかで足を弱くしたことが元で元気をなくしていくケースが多くあるらしい。
最悪、命をおとすケースも。
鳥は具合が悪いことが外見でわかったときにはもうかなり悪化しているんだよ、と鳥を長く飼った友達に聞いたこともある。

心配。

鳥専門のお医者さんに連れて行こうと思う。

最近、脛の部分が脱皮した。
羽根が抜けることはよくあるけれどそんなところがぱかっと取れるのは初めて見た。
足は爬虫類なんだなあ、って笑っていたけれど、もしかして脱皮したてだから赤ちゃんの皮膚だからうまく立てない…ということだったらいいのに。そうしたら丈夫な皮膚になったら治るんだもの。
それとももしかして脱皮じゃなくて何かのサインだったのかな。

とにかく専門のひとに相談してみよう。

ミルク

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少し靄がかかって
ミルクのような色。

吉祥寺シアター

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今日からコントラステは小屋入り。

蔦の壁

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蔦の絡まる斜めの壁に囲まれたホームを見かける度に懐かしいような気持ちになった。
蔦や雨水の染み込んで古くなったコンクリートが好きだからだろうと思っていた。

まさか、この駅のせいではあるまい。

けれどそれに気付いた今はその懐かしさに物悲しさが混ざるだろうことが決まってしまった。